【民族舞踊】 タイの古典舞踊を見た
タイには、お食事をしながらタイの古典舞踊を見ることができる観光客用のお店があります。
店にはヨーロッパ・アメリカ系のお客がたくさんいて、店内では、英語やフランス語などが話されていました。(日本人観光客もチラホラ見かけましたので、日本語も飛び交っておりました)
そのためか、料理の味付けはあっさりとしていて、香草やナンプラーの香りは控えめで、辛味も薄く、どちらかと言うと中華風の味付けになっていました。
(多分、外国人向けの味付けになっていたんですね)
その店内にはイスはなく、日本でもお馴染みのアジアンチックな掘り炬燵になっていました。
お食事を食べ始めてしばらく経つと、ダンスが始まりました。
ダンスには何種類かあり、それぞれに特徴のある衣装と踊りが披露されました。
- タイ東北部の農村の庶民の踊り
- 王子に恋をした美しい怪鳥の踊り
- クメール風の踊り
- ラーマ王子の活躍を描いた昔話の踊り
- オーソドックスなタイの古典的な踊り
音楽は、木琴を中心とした東南アジア風の音楽でした。
衣装の装飾は繊細で煌びやかで豪華でした。
王子に恋をした美しい怪鳥の踊りが終わると、その踊りを踊っていた怪鳥役のダンサーが、客席を回って写真撮影に応じていました。
その際、チップを渡しているお客もいました。
(日本人らしき人で、チップを渡している人はいなかったですが・・・)
ちなみに、ラーマ王子の活躍を描いた昔話の踊りは、踊りを見ていてもあらすじが分かりにくかったですので、踊りを見る前に、予めその昔話の予習をしておいた方がよいかもです。
(このお話は、ワット・プラケオの壁画にも書かれてあります)
ラーマ王子の活躍を描いた昔話の踊りのあらすじ
昔々、ラーマ王子がアユタヤ地方に凱旋帰国しようとしている時、一行がトッカサン王(魔物)に襲われ、ラーマ王の妻であるシーダ妃が誘拐されます。
そこで、ハヌマーンと言う猿に守護されているラーマ王子は、トッカサン王と戦って勝利し、見事妻のシーダ妃を取り戻したのでした。
(トッカサン王のひざの上に乗って、大見得を切るのがこのお話のハイライトらしいです)
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