【マナーを守ろう】 アユタヤ遺跡を見る際の注意点
アユタヤ遺跡でよく目にしたのですが、旅行客の中には非常にマナーの悪い人が居て、ガードマンや見張りの方々に怒られていました。
ちなみに、以前、日本人もマナー違反で逮捕されてしまったことがあるそうです。
このマナー違反とは、『頭部の破壊された仏像の裏から顔を出して、正面から写真を撮影した』と言うものです。
これは、お釈迦様に対する強い畏敬の念を持っているタイの人々の心情を大きく害するものであり、冗談では済まないことでした。
そのため、その観光客は逮捕までされてしまったのでした。
(ツアー客としてアユタヤ遺跡を見る場合は、ガイドさんから説明を受けるのですが・・・)
そのようなわけで、現在ではそのようなことが起こらぬよう、各ツアーの担当ガイドさんたちが遺跡の入り口に立っている看板を見ながら、やってはいけないことについての説明をしていました。
ところで、アユタヤ遺跡には日陰で涼んでお喋りしている現地の人がいたので、最初、何をしてる人なのかと不思議に思ったのですが、実はそれらの人々は、アユタヤ遺跡の監視をしている監視員の人々でした。
ガイドさんの話によると、どうやらその監視員の人たちは、一日中涼しいところで座って休んでおり、ガイドさんが注意するように言わないと、悪い人を見つけても注意しようともしないようでした。
とまあそんなわけで、私たちの担当のガイドさんが若い男性の監視員に向かって、「ちゃんと違反してる観光客に注意しなさいよ!」と発破をかけたのでしたw
アユタヤ遺跡には、基本的にガードレールもスロープもありませんので、歩いてよい場所と悪い場所の区別が分かりにくいです。
と言うわけで、私がガイドさんから受けた「歩いてよい場所と悪い場所」の差は以下の通りです。
ツアー客として観光する場合は担当のガイドさんからご説明を受けるかと思いますが、個人客として観光する場合は、マナー違反にならないよう、充分にお気をつけ下さい。
歩いて良い場所
- 階段がある場所
- 通路がある場所
歩いたらダメな場所
- 階段が付いていない、塔などの上
- 通路ではない場所
- 塀の上
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