【仏具】 タイのお坊さん事情 【戒律】


タイには、お坊さんと尼さんがいます。
同じお寺に住んでいるそうですが、お互いに戒律が厳しいので特に問題などはないそうです。

ガイドさん曰く、タイ観光をする時は、タイのお坊さんや尼さんのジャマにならぬよう、気をつけなければならないようです。


お坊さん → 女性に触れられるのはNG
尼さん  → 男性に触れられるのはNG


ちなみに、尼さんは頭の毛を剃ってますので、一見すると男性か女性かわかりにくいこともあるそうなので、念のため、お坊さんにも尼さんにも触れないようにした方が無難だとのことでした。

あと、小坊主さんは可愛いのでついつい頭を撫でてしまう観光客がいるとのことですが、タイの人にとって頭は特別な場所ですので、頭を撫でたりするのは特にNGなんだそうです。


バンコクの王宮の寺院では現在でもお葬式が行われていますので、私が王宮の寺院に行ったときも、お葬式が行われていました。
(タイでは、火葬を行ってからお葬式をするそうです)

そう言うこともあるせいかどうかはわからないですが、王宮付近では、多数の仏具屋さんが軒を連ねていました。
棺桶屋さんや仏壇用の仏具屋さんなどの庶民の仏具も多いのですが、袈裟、仏像、靴、バッグなどのお坊さんの使う仏具も多数販売されていました。
これらは、タイ国内の職人さんが作ってるんだそうです。

と言うわけで、「仏具販売は儲かりますか?」とガイドさんに訊くと、「儲かりませんね、お坊さんのために安く売ってますから」との事でした。

仏具は決められたものを使用しなければならないそうなのですが、その仏具はお坊さん自身が調達せねばならないため、貧しい家々では、地域の人々に寄付金などを募ってるんだそうな。

あと、タイには様々な宗派があり、各宗派ごとに戒律の厳しさも異なっているようです。
この戒律、厳しいところではお金に振れることすらNGのケースもありますので、そういう場合は、周りのボランティアの人々がお坊さんのために身の回りのお世話などをするんだそうです。

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